リアルさアップ!トンネルや橋を線路上に設置してNゲージを走らせる

トンネルから出てくる車両

ある程度長い期間鉄道模型を趣味として楽しむと次第に、ジオラマの中でNゲージを走らせている時に物足りなさを感じ始めます。もっとリアルな雰囲気を出したい、より現実に近づけたいという鉄道模型ファンの方にオススメとなっているのが「トンネル」「橋」です。平坦な場所だけではなく、傾斜を付けてみたりトンネル・橋を設置するだけでリアル感を数段アップさせられます。

ジオラマに物足りなさを感じた人が最初に思いつきやすいのがトンネルです。現在では模型店で完成品が販売されています。トンネルの入り口部分と直線やカーブといった途中の部分が別々に販売されている事から自分の好きな長さ・形のトンネルを簡単に設置出来ます。販売されている商品の多くは、線路の上に設置するだけで良いので手間がかからないといった点が人気となっています。また、近年の販売されているトンネルは外部だけではなく内部のデザインも作り込まれています。電車の車掌室にカメラを設置して撮影した際にもトンネル内部を走っているという臨場感が得られます。

一方、橋も人気の商品となっています。設置する事で橋の下に川を作ったり、ジオラマに高低差を作る事が出来るので立体感を演出するといった効果が得られます。橋の上に自分で線路を設置する商品もありますが、Nゲージ用の線路と一体になった初心者向けの商品も増えています。商品として販売されている模型用の橋は、カラーバリエーションが豊富で一般的な鉄橋タイプだけでも赤・緑・グレー等、数種類存在します。さらに、経年劣化を表現した汚れや欠けがある橋があったりと自分好みの橋が簡単に見付けられます。

市販されているトンネルや橋のクオリティーは高いので、ジオラマに設置するだけでリアルさを数段アップさせる事が出来ます。

Nゲージのジオラマで田畑や川を作る際の工夫

水田

Nゲージのジオラマは様々な風景をコンパクトなサイズで再現できるのが大きな魅力ですが、その一方で物によっては難しいのも事実です。特に田畑や川は様々な表情を見せることからジオラマでの再現は決して容易ではありません。田畑については作物や季節ごとに異なるデザインのストラクチャーが販売されていますが、広大な田園地帯を再現する場合、高額な出費になる欠点があります。支出を抑えながら田畑を再現するなら自作が最善の方法ですが、手間がかかるので注意が必要です。田畑で栽培されている作物は品種ごとに色や形が異なるので、その点をどうやって再現するかが重要と言えます。細かく千切ったスポンジや丸めた紙屑、紙粘土などが作物を再現するのに効果的な材料です。

同じ田畑でも季節によって色合いが大きく異なるので、カラーパウダーや塗料を上手に使い分けるのがリアルな質感を持たせるコツです。川を作る場合、水面を表現する方法の選択が重要になります。塗料を塗るか、模型用のシリコンを流すかが一般的な方法ですが、それぞれ長所と短所があるので注意しなければいけません。塗料による川作りは初心者でも容易ですが、下地がそのまま水面に浮き出るのでリアルな質感を出すのは容易ではありません。模型用のシリコンは水面を再現するのに最適ですが、高価なうえに扱いが難しい欠点があります。また、一度流すとやり直しができないので、ジオラマ作りに慣れていない人は避けるのが無難です。

ジオラマ作りはNゲージの醍醐味ともいえる楽しみ方であり、その方法は人それぞれです。基本的な技術を勉強しつつ、自分だけの表現方法を確立することで味わい深いジオラマに仕上げることができます。

水辺