意外と困る車両やジオラマの収納問題はこれで解決できる

鉄橋を渡る電車

鉄道模型を趣味とすると、新しい車両や場面ごとに合わせて作ったジオラマなど、どんどんアイテムが増えていきます。ところが車両とジオラマは、どちらも収納しにくいのが難点です。集めた車両やジオラマを綺麗なまま保存したいという悩みは、鉄道模型を趣味とする方に共通する問題です。
車両を収納する時に気をつけたい点は、買った時についてきた箱に入れっぱなしにしないことです。緩衝剤として入っているスポンジは熱に弱く、車両にくっついて取れなくなることがあります。専用の収納ケースに入れておくと、塗装の劣化なども比較的少ないです。
ジオラマを収納する時に気をつけたいのは、ホコリや直射日光に当てないこと、また温度と湿度を一定に保つことです。ジオラマの細かい造作に傷をつけずにホコリを取り除くことは至難の技です。また直射日光が当たったり、温度や湿度が適切ではない環境に放置すると、せっかくのジオラマが変色したり、溶け出してしまうことがあります。

一般的な方法は、アクリルのケースに入れておくことです。ホコリをかぶることなく綺麗なままで収納できます。透明なので、眺めたい時にはケースに入れたままでいつでも眺めることができます。ただし縦にしたり重ねたりはできないので、ジオラマをたくさん所有している方の場合はかなり場所を取ります。
多少お金がかかってもジオラマに良い環境を求める方、部屋にある程度のスペースが確保できる方向けにお勧めなのが、ジオラマ専用棚です。鉄道模型のジオラマをそのまま収納できて、出し入れも自由な専用家具が市販されています。

意外な方法としては、トランクルームの利用があります。屋内倉庫型のトランクルームの中には温度と湿度が管理されているものがあり、家に置いておくよりも良い環境を保つことができます。直射日光に当たることもありません。
広めのトランクルームを借りるとジオラマを並べて保管できるので、仲間と一緒に鑑賞会を開くこともできます。